函館初の初
函館は日本で初めて国際貿易が行われた場所であり、日本の中で海外の文化が入ってくるのがもっとも早い場所でもありました。そのためか日本初というものが非常に多いです。日本発の貿易港というのは言うに及ばず、五稜郭は日本初の西洋式城郭といえます。それまでの日本の城というと、姫路城を代表するような石垣を積み、天守をその上に築くというスタイルのものでしたが、五稜郭は対大砲を意識していたために、全く新しい西洋式の城となりました。また東本願寺の函館別院は、日本初のコンクリート造りの寺院と言われています。現在観光地としても有名なトラピスチヌ修道院は、日本で初めての女子修道院であり、ハリストス正教会も日本で初めての正教会と言われています。また蝦夷共和国を作った海軍中将の榎本武揚は、共和国を作る際に、日本で初めての選挙行ったといわれています。西洋の文化がたくさん入ってきたところでもあるので、日本初の西洋料理店があり、日本初のストーブや日本初のワインを作ったところでもあります。また日本初の測候所を作り、日本初の雪かき車が出ていたと言われています。近代になると、日本で初めてコミュニティ放送局を作り、日本で初めて車体更新低床電車を取り出ところでもあります。基本的には開港後に入ってきた様々な文化を取り入れたものが多く、特に幕末から明治にかけての初が非常に多いですが、近代になっても何かに初めて取り組むということにかけて、函館は非常に優れているようです。